検視官(うーん・・・
この縄の痕、何か気になる・・・・)
後輩刑事「失礼します、検視結果の資料を取りに来ました」
検視官「ああ、資料ならここにあるから・・・
それといいところに来たね、ちょっと協力して欲しいんだけど」
後輩刑事「え?」
―――数十分後―――
検視官「ほらやっぱりね・・・
ここの手首部分の結び目、右利きの人間が結ぶとこうなるけど
遺体に付いていた縄痕を見ると結び目の方向が逆になってる」
研修学生「ふむふむ」
検視官「つまり被害者を縛った犯人は左利きの人物の可能性が高い
加えてロープの先端部分に微かに引っ掻き痕が残っててね
恐らく犯人は普段利き手に特殊な指輪をしている人物・・・
ここまでくれば、ある程度真犯人が誰なのか分かってくるわけ」
研修学生「なるほど!なるほど!」
検視官「その他の形跡としては口に噛まされていた猿轡の部分で・・・
ちょっと、こっち向いてくれる?」
後輩刑事「んん・・ん・・・(動け、ません・・・)」
先輩刑事「はあ、まったく・・・
お使いを頼んだっきり、なかなか帰って来ないと思ったらこういう状況になってたのね
ちょっと、うちの後輩を検証道具に使わないで欲しいんだけど?」
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昔テレビでやっていた法医学教室のサスペンスを元ネタとして
下記のような説明コメントを頂いた上でこの句を投稿頂いていました^^
“人妻が拘束された死体で発見される事件が発生し、夫にはアリバイがあったため
警察は強盗の仕業と判断するが、検視官のお姉さんは夫の犯行を疑い、
アリバイを崩すために助手の女の子を被害者役として現場の再現実験を行う
(助手の女の子は肌に残る縄痕を調べるため、下着姿になった上で拘束)”
句自体は服装に関わるものではないものの
頂いたシチュから下着姿というキーワードがあったので無理やり服装の部に分類しちゃいました(笑)
説明コメントでは検証で縛られるのは検視官の助手となっていましたが
警察関係者という事もあってできれば既出キャラを出しておきたいという事もあって
後輩刑事ちゃんに犠牲になってもらいました(企笑)
加えて検視官の助手役の位置にも既出キャラをという事で
警察官の妹であるこの子を・・て、流石にこの子はまだ知らない人が多いですよね・・・
まあこの子の事はまた何かしらでおいおい登場させて浸透させていくということで(汗)
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