(くっ・・しまった・・・)
「全く、とんだ小ねずみが入り込んできたものだ・・・」
ある組織の極秘情報を盗み出そうとアジトに忍び込んだスパイ娘であったが
警備中のエージェント達に見つかり取り押さえられてしまう
「厳重なセキュリティ網を掻い潜ってこんな場所まで侵入できたとはね
小娘1人にしてはなかなかの腕前じゃないか
さあ・・一体どこまでの情報を仕入れたのか、洗いざらい吐いてもらおうか?」
「ふん・・それで、はい分かりましたって言って洗いざらい吐くバカが何処にいるってのよ!
これまで裏社会で行われた悪事の数々を白状すべきなのはあんたらの組織の方でしょうが!」
「ふふふ、これはこれは随分と態度のでかいお嬢さんだ
今すぐ処分したいところだが、こちらにも上からの指示ってのが必要なんでね
GOサインが出るまで、向こうの部屋でしばらく大人しくしていてもらおうか・・・」