アンケート No.02
Q1.
「突然ですが、部員の皆さん!
部長である私は、今回の部会テーマを何気に思い付いたりしました
我々( @ )は、これから( A )について検証をしてみようと思います!!」
「「えええ〜〜!?」」
さて、気分や部長さんが部員に放った台詞とは?
↓
Q2.
「だっておかしいと思わない?
推理小説には密室トリックとかアリバイトリックの手順とかはすごく緻密に文章で書かれているのに
人物の拘束に関する描写はたったの数行・・・
そんな文章だけでは対象者がどんな状態になっているのかが全然伝わってこないじゃない!」
「いやその・・推理小説はあくまでも事件推移を楽しむものですから」
「誰かが捕まったりするシーンがある作品自体、すごく稀だと思いますし・・・」
「たまに挿絵として拘束場面が描かれていたりしているけど、すっごく曖昧なの
私からすれば、(この状態だったら頑張れば逃げれるんじゃないの?)
て思ってしまう絵ばかりだし・・・」
「挿絵は本編の雰囲気を知るくらいの役割で、あまり重要な点では・・・」
「ましてや口塞がれてないとか、足縛られていないとかなんかは論外、論外よ!
大声出されたり走って逃げられたりしたらどうするの!?
それこそ完全犯罪失敗に繋がる大問題よ!!」
「あ、あの部長・・・?
私達の意見聞いてます?」
「それでは!今日の部会で実際の体験を通して
空想と現実、どれだけの差があるのかを試して見ましょうよ
はいこれ拘束に使う材料、自由に使っていいわよ、全部部の備品として購入したものだから」
「「「なんて物に部費使ってるんですかぁ!」」」
さて、この後の展開は?
↓
Q3.
「それじゃあまず、1人を犯人役にしましょうか
そうねえ・・副部長、あなたがその役やりなさい」
「え!?い、いや僕はそういうのは・・・
ていうか、軽いトラウマでですね、その・・・・」
「何訳の分かんない事言ってんの
いつも雑用ぐらいしかやってないんだから、今回ぐらいは協力しなさい!
ほら、この縄使って・・・・」
ドクンッ・・・!
「・・・・
・・・くくく、仕方ねーな
俺に犯人役任せた事、後悔すんなよ!」
「「「うあ!あからさまに副部長のキャラが変わったぁ!?」」」
さーて、豹変副部長が目を付けたターゲットは?
↓
Q4.
副部長 「こういう場合、言い出した奴からってのがお決まりだよな?」
部長 「え、私から・・って!もう縛り始めてる!?」
しゅるしゅる!
ビリビリッ!
副部長 「よし、まあ犯人に捕まったってんなら、こんなもんだろうな」
部長 「むう〜・・・」
髪結え部員 「うあ、こんなの始めて見た・・・」
跳ね毛部員 「な、なんだか見てる側としても恥ずかしい・・・」
この後各々はどうなっちゃうんでしょう?
↓
Q5.
身体を揺らしてエスケープに必死な部長の背後にて・・・
跳毛部員 「部長は犯人役を副部長に決めましたけれど・・・
それじゃあ副部長にとって荷が重過ぎると思います」
髪結部員 「そうそう、いっそのこと、被害者役を部長1人に絞る逆の発想をしましょう!
・・・それになんか分からないけれど、部長の捕まった姿を見ている内に
私達まで何かの“スイッチ”入っちゃったみたいで・・・」
部員2名の邪悪な発言に、恐る恐る振り返る部長
するとそこには・・・
「「「ふふふふふふふふ・・・・」」」
3人に増幅した犯人役がいました・・・
この後はどうしちゃいましょう?
↓
Q6(最終).
髪結部員 「犯人が増えたからには更なる拘束を〜
さあ、副部長!部長に抵抗心を与えぬようにさらに縄を増してあげて!」
しゅるしゅる!
髪結部員 「そうそう、そうやって加縄をして・・・
・・・て、・・え!?」
いつの間にやら床に座った状態で動けない状態にされてしまっている事に
今更ながら気が付く髪結部員・・・
髪結部員 「ええ〜!なんでなんでぇ!?」
副部員 「別に加縄する対象を部長に絞る必要はないからな〜」
跳毛部員 「だめだよキャラ変わりした副部長に指示なんか出しちゃ・・・」
それじゃあ最後の結末を決めましょ!
↓
その後当然のごとく、髪結部員のお口にはしっかりとガムテが貼られる
完全拘束された二人だが・・・
唯一人無事な跳毛部員へ向け、言葉にならぬ声で一生懸命に訴えかける
部長 「んんーー!(何してるの!早く助けを呼んで来てー!)」
髪結部員 「ううーー!(副部長に捕まる前に早く逃げてー!)」
二人の訴えが通じたのか、跳毛部員は二人の姿から視線を副部長に変え、不意に話し掛ける
跳毛部員 「何だが二人とも、私だけが捕まってないことを不満に思ってるみたいですね〜」
部長&髪結部員 「「んぐっ?((はあ?))」」
跳毛部員 「この際だからカミングアウトしますけど
私・・自分が縛られるのとか結構興味あるんですよねぇ♪
しかも相手が副部長なら、豹変していても何だか安心できます
・・・私も、捕らわれてもいいかなぁ〜」
副部長 「ほほう、これはまた予想外の挑発だな・・・」
部長&髪結部員 「「むぐうううう!!((ダメえええぇーー!!))」」
ビリビリッ!
跳毛部員もすんなり捕まり、何だかんだで一時間後・・・
副部長 「・・・あ、あれ?
僕は一体・・今まで何をしていたんだろう?」
部長&髪結部員 「「ぐう〜〜・・・((今頃戻るなぁ〜〜・・・))」」
跳毛部員 「♪♪♪」
その後、副部長が部長+部員2名に土下座したことは言うまでも無い・・・
“拘束場面への検証”、結果的に検証出来たのか?出来なかったのか?
それは今後の推理小説研究部の動向を見守るしか術はあるまい
全体投票期間: 2009/05/05 〜 2009/08/19 ここまでで「アンケート No.02」は終了です。 後半失速しつつも・・長々ご参加頂き、有難うございました♪ |