頂いたコメント(一部抜粋)



< @の選択肢に関して >

詰め物→粘着、そして更に布で覆うといった3重猿轡に・・・モエ

集計後、「多重轡」に決定した際、TripleQも同じ3層構造を想定してました^^
ただごめんなさい、絵に書く時妹に加轡するの忘れちゃいまして・・・(汗)
その代わりに連れ去られた姉に鼻被せ+縄巻きつけという4層構造に!



< Aの選択肢に関して >

集計数を見て頂ければ分かるとおり
今回は「コレクション」と「トランク」が同票数となっていました・・・
ただ、コメントありの票数で見ると、2票と5票・・というわけでして「トランク」に決定したと^^
まあ最後の犯人女の会話に「コレクション」的な要素を入れておきましたが、どうでしょう?


どちらか1人をメッセンジャーとして残して、もう1人を車のトランクに乗せてそのまま誘拐
2人共部屋から誘拐。もしくはどちらかを誘拐、もう一人は押入れ、屋根裏などに監禁。

以上のコメントから“姉妹別々な扱いをされる”シチュに影響を受けまして
妹:押入れ放置、姉:車トランクにして、犯人目的を姉1人にしました〜


サスペンスドラマなんかでよくある「変な気を起こしたらこの写真をばら撒く」と脅して
元生徒会長の彼女が復学or姉妹を退学させる。
ある程度写真を撮り家を出る前に、「もし警察に報告したら、あんた達の写真をネットでばら撒くからね。」
と脅してから家を出る。
百合属性のお姉さんにさらわれて連れて行かれるとそこにもたくさんの女の子たちが緊縛されてて・・・
くすぐりの刑
ハッピーエンドで姉妹の代わりに犯人が縛られるっていうのもありですがね。
股縄、ローター責め

その他特徴あるコメントを数々頂けました♪
写真をネタに脅すシチュ提供者が2人もいたのにはちょっと驚き(笑)



< Bの選択肢に関して >

Bは圧倒的な結果でしたが・・・
その中でも「ハッピーEND」を選んだ上でコメントを数件頂いてます
以下にご紹か〜い

撮影中に警察が踏み込み助かると言う形
母親が犯人なら、イタズラ程度なのでトランクに・・・
ハッピーなのは犯人だけ。姉妹はそのまま犯人のアジトなんぞに{山荘辺り?}。

ただ3つ目のは“犯人にとってのハッピーEND”だから、バットENDに変わりないか(笑)



「さてと…まずは縛り直さないとね♪」

 そう言うとあの女は美希の両膝に更に縄を巻きつけ、そのままその両膝を美希の上半身にくっつけるようにして縛りつけた。
もちろん美希は必死に抵抗したけれど、あの女はそれを意にも介さず、更に両足首も同じように両腿にピッタリと縛りつけてしまった。
そのせいで美希は、ちょうど体操座りをしたような体勢になったわけだ。…全身を縦横無尽に走る縄を除いての話だが。

「次は優希ちゃん、あなたの番よ。」

 私も必死に抵抗したが、やはり美希と同じように全身を縛り上げられてしまった。

「ちょっと待っててね。」

 そう言い残すとあの女は部屋から出て行った。すぐにまた解こうと試みたが、さっきあんなに頑張っても解けなかった縄が、今更そう易々と解けるわけがない。

「お待たせ♪」

 あの女が戻ってきた。手には、人一人が十分入りそうなほど大きなトランクを持っている。
私の隣で美希がビクッと体を震わせた。どうやら、あの子も私と同じ想像をしているらしい。

「荷物はきちんとトランクへ♪」

 私たちの予想通り、あの女はトランクを開くとその中に嫌がる美希を押しこんだ。さらに私も…って、えっ!

「むぐーっ、むぐぐーっ!」

「ごめんね、トランクが1つしかなかったの。ちょっと狭いけど我慢してね。」

 なんと、あの女は1つのトランクに私たち2人を押し込もうとしたのだ。
人一人は十分入りそうでも、二人も入れたら間違いなく満杯、いや、その前に二人も入らない可能性の方が高い。

「んぐーっ!」

「んぐぐーっ、んーっ!」

 トランクの蓋の上からあの女が全体重をかけて押さえつけてくる。
少しは中のことも考えろ…そんなことできるなら最初から誘拐なんてしないか。

 バタン!

 不幸なことに、若干時間はかかったもののトランクの蓋が閉まり、ガチャンという音とともに留め金がかけられた。

「ふぐぅ…」

 真っ暗な闇の中に美希の呻き声だけが響く。つい数時間前まで予想だにしなかった恐怖が私たち姉妹を包みこんでいた。



ピカッ!

 トランクの蓋が開くとともに、眩しい光が私の目に飛び込んできた。

 あの後、私たちを詰め込んだトランクはどこかへと運ばれた。最悪なことにトランクの防音対策は完璧で、外の音は全く聞こえなかった。
それゆえ私たち姉妹に分かるのはトランクそのものの動きだけで、それが一層私たちの不安を募らせた。

「ふぐぅ!」

 いきなりあの女が強引にトランクをひっくり返す。私と美希は受け身をとることもままならずに床の上に放り出された。

「どう、元気にしてた〜?」

 あの女が笑いながら話しかけてくる。人を誘拐しておいていい加減にしろと言いたいが、厳重に施された猿轡がそれを許さない。

「さてと、ちょっとこれを見てくれる?」

 あの女が近くの戸棚から数冊の本を取り出してきた。表紙には女性の写真が印刷されている。
私たち姉妹のような高校生から大学生らしい私服の女性、OL、スチュワーデス、看護婦、婦人警官までいる。
どの人もなかなかの美人で、楽しそうに笑っている。そのうちの一冊をあの女が手に取り、私たちに見えるようにページをめくる。

「むぐっ!?」

 中に写っていたのはどれも凄惨な光景だった。表紙に写っていた女性が無残に縄で縛られ、猿轡を咬まされている。
ある写真では天井から縄で吊られたチャイナドレスの女性が泣いて許しを請い、
別の写真では椅子に縛りつけられた女子高生が憎悪のこもった瞳でこちらを見つめている。
酷いものになると、椅子の上に立たされて首に縄をかけられた婦警が死の恐怖に怯えている写真まであった。
どこからどう見ても彼女たちが同意した上での写真には思えない。

「すごく綺麗でしょ。すぐにあなたたちの分も作ってあげるからね♪」

 ふと、あの女が首からカメラを提げているのに気づいた。トランクが開いたときに感じた光は、どうやらこの部屋の照明だけではなったようだ。

「さあ、早速撮影に写りましょう。」

「むぐぐぐーっ!」

 私と美希は悲鳴を上げることしかできなかった。たとえそれが何の役にも立たないものであると分かっていても。



「むぐっ…」

 日の射さない地下室では、時間の流れを正確に知ることは難しい。しかし、私と美希が誘拐されてもう数日が経過したはずだ。

 あの女は毎日のように私たちの写真撮影にやってきた。ある時は海老反りになるように、またある時は美希と向い合せになるように縛りあげられて撮影された。
最初に見せられたシーンは既にすべて済んでしまい、見せられなかったシーンももはや数え切れないほど撮影されている。

 食事は三食きちんと与えられたが、縄を解くことはもちろん、お風呂に入ることも服を替えることも許されなかった。
そのせいで全身は埃まみれで髪はボサボサ、何度も何度も縛り直されたことも手伝って服は乱れに乱れ、今ではよれよれのぐちゃぐちゃになってしまった。
あまりのみすぼらしさに一度だけ服だけでも替えさせてくれと懇願したが、その方が惨めさが強調されていてよいと拒否された。

「おっはよ〜!」

 今日もまたあの女がやってきた。あれっ、今日はカメラではなく何か別のものを持ってきている。

「出来たわよ、あなたたちの写真集。」

 そう言ってあの女は手に持っていたものを私たちに見せた。

「なかなかいい出来でしょ♪」

 まったく、本当にいい出来だ。…見ているだけで惨めさがあふれてくる。

 私は反射的に目をそらした。ふと、美希と眼が合う。…美希だって自分の惨めな姿を見ていたくはないだろう。

「ちゃんと見なさいよ。…よし、見れないなら私が手伝ってあげよう♪」

 あの女は疲労困憊でろくに抵抗できない私の首に縄をかけ、ちょうど私が正座して上半身を前に突き出した形になるように近くの柱に縛りつけた。
ついで、美希も同じようにその首を私のすぐ横に縛りつけられる。

「さあ、まずは一頁目からいきましょうか♪」

 その後、私たちは自分たちが縛られ、惨めに転がっている写真集を延々と見せられた。
首を動かすことは全くできず、私たちが目を閉じれば首にかけられた縄を絞めあげられた。
意識を失いかければ首にかかった縄が自動的に絞まり、私たちを残酷な現実へと呼びもどした。



「…以上、あなたちの素晴らしい写真の数々でした。さて、写真集もできたことだし、あなたたちはもう用済みね。」

 ほとんど体勢を保つことだけに集中していた私の意識は、この言葉で一気にあの女の方に向けられた。
『用済み』という言葉の意味は私だって知っている…つまり、私がこの後どうなるのかということは。

「むぐーっ、むぐーっ!」

「んんーっ、んんーっ!」

 私も美希も有らん限りの力を振り絞って抵抗する。そんなの無駄だと言っている場合ではない、ここで解けなければ私たちの未来は無いのだから。

「じゃあさようなら。」

 私たちの必死の抵抗など気にも留めず、少しのためらいもなくあの女は私たちの首にかかっている縄をつかんで引っ張った。
一瞬の内に縄が首に食い込み、私たちの気管を塞ぐ。

「む、ぐっ…」

 抵抗を続けながら私は美希の方に目をやった。美希も必死に抵抗しながら目だけは私の方を向いている。
そうだよね、せめて最期だけは、最期だけは大好きな人の顔を見て死にたいよね…。



「やっぱりや〜めた♪」

 突然あの女がつかんでいた縄から手を放した。

「助けてあげよっか?」

 いきなりの地獄から天国に私の頭は全くついていけなかった。あまりのことに美希も茫然としている。

「ボケッとしてないで早く返事しなさいよ。それとも何か、本当に死にたいの?」

 ようやく我に返った私は、あわてて首を縦に振った。
柱に結び付けられていた縄が首に食い込み、一瞬だが死の恐怖がよみがえるが、さすがにそんなことに構っちゃいられない。

「そう、助けてほしいんだ…ちょっと待ってて。」

 そう言うとあの女は部屋から出て行った。美希の方に目を向けると、美希もにっこりとほほ笑んだ。
これで家に帰れる、家に帰ってお風呂に入って、そして…ふかふかのお布団でゆっくりと眠れる。そう考えるだけで私の心は弾んだ。

「はい、じゃあもう一度ここに入ってもらうわよ。」

 以前私たちを詰め込んだトランクを持ってあの女が戻ってきた。
とは言え、あのときのトランクは絶望という名の闇が支配していたが、今は希望の光に満ち溢れている。

 当然のことながら、美希も私も全く抵抗することなくトランクに詰め込まれた。あと少し、あと少しの我慢だ…トランクの中で、私はそう自分に言い聞かせた。



 それから私たちはまたどこかへと運ばれた。
トランクは何度も大きく揺れてそのたびに私たちの関節は悲鳴を上げたが、もうこれで終わりだという思いからかそれを苦痛には感じなかった。
時間の感覚は完全に失われていたが、それでも目的地には確実に近付いていたようで、ついにギィィッという音とともにトランクの蓋が開いた。

「むぐっ…?」

 そこは殺風景な板張りの小部屋だった。部屋の真ん中にはレールが敷いてあり、その上に二台の台車が停まっている。
それぞれの台車には二メートルぐらいの棒が立ててあり、どちらの棒も金具で台車にしっかりと固定されている。

「あとちょっとの辛抱よ。」

 そう言うとあの女は美希をその棒に縛りつけ始めた。この時になって、私の中の不安がまた膨れ上がってきた。
助けてくれると言ったのに、なんでまた縛られなければならないのか。美希も不安そうな顔をして私を見ている。
とはいえ、ここでこの女に逆らって機嫌を損ねてしまっては元も子もない。美希も私も一切の抵抗を諦めて、あの女の為すがままに任せた。

「9番の方、順番が参りました。どうぞ中の方へお進みください。」

 レールの先にあるドアを開けて一人の男が中に入ってきた。普段ならじっと見とれてしまいそうな美青年だが、さすがに今そんなことを考える余裕はない。

「了解♪」

 あの女は頷くと、私の台車を押して戸口へと進んだ。美希の方に目をやると、入ってきた男が彼女の台車を押して私の後に続く。
私の不安はますます膨れ上がるが、もはや、いや、始めからどうすることもできない。

 私たちを載せた台車は何度も分岐点を通って、やがて一つの部屋の入り口で止まった。
美希の台車を押していた男がドアを開け、あの女に中へ入るよう促す。あの女は既にもう慣れているようで、落ち着いた足取りで中へ進んだ。



「むぐっ!?」

 学校の教室ほどの大きさの部屋は、嫌な熱気で満ち溢れていた。
私の左手には司会者らしき男が立ち、正面には十数人の人間が座っていた。いくつもの嫌らしい視線が私に突き刺さる。

「むぐぅ…」

 次いで入ってきた美希が力なく呻く。

『さあ、次は皆さんお待ちかねのエントリーナンバー9番、女子高生美人姉妹です。
若干使用済みですがまだまだ大丈夫、しかも飛び切りの美人とくればもう手に入れるしかありません。では、百万円からのスタートです。』

 目の前の男たちが一斉に金額を叫び始める。

「あら、もしかして逃がしてもらえると思ってた?」

私の横にいたあの女がささやく。

「ごめんね。でも、助けてあげるなんて一言も言ってないわよ。」

 そう言われればその通りだが、絶対にこの女は私たちが勘違いするのを狙っていた。それだけは間違いない。

「でも、運が良ければあなたたちを買った人が助けてくれるかもしれないし、まだまだ希望はあるわよ。」

 そんな奴、こんなところに来るわけないだろ!

「もう、そんなに睨まないでよ。姉妹まとめて出品してあげただけありがたいと思いなさいよ。」

その後も女は小声で何かブツブツ言っていたが、私はもう無視することにした。どうせ聞くだけ無駄なのだから。

『一千万、一千万出ました、もう他にありませんか?』

 オークションもすでに終盤にさしかかっていた。二人で一千万なら、私の値段は五百万か…そう思うと余計に惨めさが増す。

『他にいないのであればこれで―』

「三千万!」

 つい私は声のした方に目をやってしまった。私と同い年ぐらいの女性だ。まさか…まさか…本当に…救いの女神が…いや、そんなわけ無いか。

『三千万、三千万出ました、もう他には?』

 私の正面にいた男が明らかに舌打ちをした。他の男たちもすでに諦め顔だ。

『では、エントリーナンバー9番、美人女子高生姉妹は早坂弓様の御落札となりました。では、商品受取所の方へお越しください。』

 再びあの女が台車に手をかける。満面の笑みを浮かべているところを見ると、どうやら予想通り、またはそれ以上の値段だったようだ。

 台車がまた動きだした。奥の部屋ではどんなに惨めなことが待っているのか…もはやそれを考えるのも億劫だった。



「こちらが代金になります。」

「すいませんねえ、私のわがままでいつも現金にしてもらって。」

 先ほど私たちを落札した女性が、あの女に封筒を渡す。本当にまだ高校生ぐらいにしか見えない…それなのに、買う側と買われる側、この差は何なのだろうか。

「うーん、見れば見るほど可愛い姉妹ね。」

 あの女が現金を確認している間に落札者が私たちに近寄ってきた。

「三千万出して正解だったわ。ねえ、紀佐もそう思わない?」

「私にはその判断はつきかねます。」

 隣にいたスーツ姿の女性が応える。ボディーガードなのだろうか、いかにもプロといった風格を感じる。

「ねえ、ちょっと、一千万余分に入っているんだけど…。」

 金を数えていたあの女が二人に声をかける。

「ああ、それは『あなたの』代金ですよ。」

 落札者はニヤニヤ笑いながらそう応えると、隣にいたボディーガードに目配せをした。







「あら、意外と早かったわね。もう準備できたの?」

「ええ、超特急でやるようにと申し付けられましたので。」

 私が準備の終了を告げにいった時、弓は自室でメイドの運んできたお茶を飲んでいた。

「それなら早速行きましょうか。」

「えっ、もう行かれるんですか。」

「待てる訳が無いでしょ、紀佐。」

 この人は時々本当にわがままである。まあ、趣味というものも大切なのかもしれないが…。

「私もぜひ参加させてください!」

 横にいたメイドが、まるで何かをねだる子供のような目つきで弓に迫る。

「あんたを連れていくのは心配だけど…まあ、今日ぐらいいいか。」

「ちょ、ちょっとそれは…。」

「いいのいいの。たまには発散させてあげないとね。」

 そんな軽いノリでこいつの参加を許していいのかとは思ったが、こういう時は何を言っても無駄だと分かっているのでこれ以上の諫言は止めておく。

「さあ、行きましょう。」

 それを言い終わらないうちに弓は立ち上がって部屋を出ていった。その後に例のメイドが続く。私も急いで後を追った。



 急な螺旋階段を下りた先に、目的の部屋はあった。

「さあ、御対面といきましょうか!」

「早く、早くぅ〜♪」

 弓とメイドにそう急かされた私は逃亡防止のための分厚い鉄の扉の鍵をはずし、二人を部屋の中へといざなった。

「わあ、さすが紀佐、いい出来ねえ。」

「惚れ惚れします。」

 そこには優希、美希、そしてこの姉妹を誘拐した女の合計三人がいた。
三人とも先ほど私がこの部屋に連れ込み、全身を厳しく縛りあげて特製の猿轡を咬ました上で天井から吊り下げたのだ。

「むぐぅ…」

「ふぐっ…」

「むぐっ、むぐっ、むぐぅー!」

 さすがに姉妹の方は連日の責めで疲れているのか抵抗は緩慢だが、女の方はまだまだ元気そうだ。

「さて、どうしようかしら?」

 弓が横にいたメイドに話しかける。

「実はこの日のために書き溜めたマル秘ノートがあるんです!」

「へえ、見せてみてよ。」

 メイドがどこからか一冊のノートを取り出して、弓に手渡した。

「へえ、なかなか面白そうだけど…ちょっと酷すぎない?」

「いいんですよ、これくらいやった方が。」

「うーん、ねえ、あなたたちはどう思う?」

 そういって弓は吊り下げられた三人にもそのノートの中身を見せた。数秒もたたないうちに三人の顔が蒼白になる。

「むぐぐ、むぐーっ!」

「んーっ、んーっ!」

「むぐーっ、むぐーっ、むぐぐーっ!」

 先ほどまで元気が無かった姉妹も、元気が有り余っていた女も、同じように必死で身を捩じらせてこの場から逃れようとする。
弓とメイドは、その様子をニヤニヤしながら見つめている。

 なんにせよ、方針が決まるまではまだ少し間がありそうだ。私はそこにあった椅子に腰掛けて、この不幸な三人の運命が決まるのを待つことにした。

(END)

→ 今回は「ぷち」とは呼べないほどの長い小説を頂きましたよー♪
   ちなみにストーリー中に登場する「弓」「紀佐」の人物に関して
   誰だか分からないという方は、一度こちらの小説をご覧下さいませ〜



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